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クロスバイクの購入費用について、「自転車本体の価格の他に2万円ほど準備しておこう」と記載されていることが多いのですが、5万円の本体なのに周辺アイテムだけで2万円なんてキツイと考えている人も多いと思います。このページではできるだけ安価に、且つ機能的に申し分のないアイテムを紹介します。
必要なアイテムは、空気入れ・ベル・ライト・鍵の4点、そして、プラス1点で、メンテナンススタンドです。買ったその日からいずれも使用しますので、クロスバイクの納車までには揃えておきましょう。それ以外のアイテムはそのうち揃えていけばいいのです。これらのアイテムのなかで必要機能が備わっているものをネット通販を使い1万円程で揃えてみましょう。
空気入れ | タイヤに空気を入れるために絶対に必要 |
---|---|
ベル | 法律で設置が義務付けられている |
ライト | 夜間走行の場合は法律で設置が義務付けられている |
鍵 | 盗難防止は必須 |
メンテナンススタンド | 日々のメンテナンスや保管に使用 |
タイヤに空気を入れる頻度は乗車頻度によって異なりますが、最低でも1週間に1回は入れたほうがいいでしょう。ここで最低限必要な機能は「仏式バルブ対応」「空気圧計付」の2点。あと、持ち運び用のものは使いづらいのでNG。ということで、機能を満たしており値段が安くおすすめなのはPanaracer アルミ製フロアポンプのBFP-04AGA3。
若干安いパナレーサーのBFP-PGAY1-LHは英式バルブにも対応していて一見お得なのですが、このモデルの場合、仏式バルブにはアダプターを使って空気を入れることになり、ちょっとした手間が増えるので、こちらの空気入れのほうがおすすめ。
出典 Amazon
パナレーサー フロアポンプ エアゲージ装備 米仏オートヘッド
このモデルは以前紹介していたBFP-04AGA-Yの後継機
法律上必要ですが、ベルは前方の人をどかすために使用してはいけません。車の「クラクションを鳴らせ」の標識がある時に使用するためです。ただ、めったにその標識はないというのが現状で、必要な機能は「鳴ればいい」というものです。
ということで、別に何でもいいので安くデザインの気に入ったものを選びましょう。ただ、100均ショップに売っているベルはハンドルに設置できない場合がある&デザインが良くないので、おすすめしません。
出典 Amazon
「夜間走行時はライトを点灯すること」と法律で決められておりますが、法律以前に安全のために超必要です。ライトを付ける理由は、道を明るく照らすという理由もあるのですが、もうひとつの理由は「他人に自分の存在を知らせること」です。自分のため、他人のため、無灯火走行は絶対にやめましょう。
最低限必要な機能は「ある程度の明るさ(JIS規格に適合したもの)」「取り外しができること」です。必要な明るさは走る道にもよりますが、とりあえずはキャットアイHL-ELシリーズを買っておけば安心。
安いながらもJIS規格に適合しており、400カンデラと最低限の明るさ以上の明るさは確保できます。また、ほとんどのクロスバイクに装着することができますし、装着も簡単。多少の雨でも大丈夫。もちろん、取り外しも簡単なので、駐輪時には取り外してライト単品の盗難を防ぐことができます。
出典 Amazon
キャットアイ(CAT EYE) LEDヘッドライト HL-EL140
予算が許すのであれば、ぜひともリア用のライトも購入しておきましょう。反射板でもいいのですが、安全度がより高まりますので、夜間走行でも安心。目立ち度合いは圧倒的なので、車に乗っていると「すべての自転車につけてほしい」などと思ってしまうほど。
おすすめはキャットアイセーフティライトオムニファイブ リア用。安い上に多少の雨レベルであれば問題なし。また、こちらも取り外しが簡単なので、ライトの盗難を防げます。なお、リア用の点灯色は赤と決められております。
出典 Amazon
キャットアイ(CAT EYE) セーフティライト [TL-LD155-R] OMNI5 リア用
盗難防止のために鍵は必須ですが、万全の鍵というものはありません。移動のための足として自転車を盗む泥棒対策であればそこそこの鍵で対応できるのですが、換金目的の窃盗であれば、ある程度強度のある鍵が必要です。特に、専門の窃盗団に目をつけられた場合は、市販のほとんどの鍵が無力です。
ここではプロの窃盗団に狙われるというどうしようもない場合は考慮せず、最低限必要な機能として、「そこそこの窃盗器具を使った盗難に対処できる強度」「持ち運べる」「地球ロックができる」を満たす太めのケーブルロックかチェーンロックをおすすめします。
理由としては、細いケーブルロック式やチェーンロック式は余程でない限り一瞬で切断・破壊されるため、強度的に不安なことや、U字式は強度は申し分ない強さですが大きいと持ち運びにくく、小さいと地球ロックできないということから、最低限必要な機能を持った太いケーブルロック式のアイリブロックリフレクトをおすすめします。
この太めのケーブルロックかチェーンロックであれば、枠にはめるタイプの駐輪場の台座とロックができますので、コイン式の駐輪場で鍵のかかった本体ごと盗難される心配がないのが強みです。
出典 Amazon
I live(アイリブ) I live LOCK reflect [アイリブ ロック リフレクト] φ18×1200mm
予算が許すのであれば、サブの鍵を付けることをおすすめします。サブ鍵のおすすめは小さいU字ロックのパルミー アルミシャックルロック P-ES-101AL。フレームとリアホイールにロックするだけで、フレーム・リアホイールを同時にロックできます。
小さくてそこそこ軽いので普段は鞄の中に入れておいて、駐輪時のみ使用できるのもポイントが高いです。また、2つ鍵があることで、鍵破壊の手間が増えるため、盗難しようとする気を減らす効果もあります。
こちらをサブにした理由としては、地球ロックがしづらいorできない場合があるので、駐輪場所が限られてしまうからです。また、大きなU字ロックだと地球ロックができ強度は強いのですが、持ち運びづらい(鞄の中に入れると重すぎるし、ハンドルに掛けて走るとガタガタうるさい)ことが問題かと。
出典 Amazon
何も準備しないでいると、クロスバイクを買って家に持って帰ってふと気づきます。「どうやって立てればいいんだろう・・・」。そう、スタンドがついていないモデルがほとんどなので、立てる方法がないのです。スタンドを装備している場合でも、メンテナンススタンドはメンテナンス時や、室内保管時に必要です。ただ、室外保管時は強風で転倒の恐れもあるので注意しましょう(普通のスタンドよりはマシですが)。
おすすめは引掛け式のスタンドであるミノウラ ディスプレイスタンド DS-532 600L。コの字型の方が安いのですが、毎回スタンドを開いてリアハブに挟み込むという手間がないので、日々使うには最適。また、前輪を浮かすこともできるので、ホイールを拭いたり外したりするときにも便利。
出典 Amazon
ミノウラ(MINOURA) 自転車 ディスプレイスタンド DS-532-600L
引っ掛けるタイプのディスプレイスタンド。フレームに引っ掛ける部分は柔らかい素材でできているので、フレームを傷つけない。
自転車屋で購入してもよいのですが、自転車系のアイテムはアマゾンで買うと送料も(ほぼ)無料ですし、安いです。また、どのアイテムも装着不要or装着が簡単or操作が簡単なので、自転車屋のスタッフにお願いしなくても大丈夫です。
空気入れ | パナレーサー アルミ製フロアポンプ BFP-04AGA3 | 3,300円 |
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ベル | キャットアイ ベル OH-2400 | 486円 |
ライト | キャットアイ ヘッドライト HL-EL140 | 1,399円 |
ライト ※予算があれば |
キャットアイ セーフティライト TL-LD155-R OMNI-5 | 1,125円 |
鍵 | アイリブ ロック リフレクト | 2,200円 |
鍵 ※予算があれば |
パルミー アルミシャックルロック P-ES-101AL | 1,758円 |
メンテナンススタンド | ミノウラ ディスプレイスタンド DS-532 | 3,939円 |
合計:14,207円(リアライト・サブ鍵を除けば:11,324円)
※2020年11月時点の金額
全て揃えるとして、14,207円。追加のアイテムを購入しないならば11,324円と、1万円と少しで必要な機能が揃ったアイテムをかなり安く揃えることができます。いずれも必要なので納車前に購入しておきましょう。
なお、ここでは非常に安価に揃えるという前提でおすすめしておりますが、鍵やライトに関しては乗り込んでいくうちに自分自身に必要なスペックがわかってきますので、それに応じて徐々により高機能のものを揃えていくことをおすすめいたします。
また、自転車通勤を考えているのであれば、ここで紹介したアイテムに加え、あと数点必要です。詳しくは自転車通勤に必要なアイテムを参考に。
最後に、周辺アイテムの予算も大切ですが、相手への保険(個別賠償保険)への加入費用だけは残しておきましょう。ライトやヘルメットよりも数十倍自分の身を守るものです。 詳しくは保険についてのページをご覧ください。