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ブレーキシューの交換方法

ブレーキシューはタイヤを挟んでクロスバイクのスピードを落とす役割を持っているパーツで、安全面的にとても大切なパーツ。挟んで止める構造なので、少しずつ摩耗していくため定期的な交換が必要です。
店によって異なりますがブレーキシューの交換を頼むとパーツ代含めて片方3,000円。前後合わせて6,000円。自分でやればパーツ代のみ。簡単な作業で、必要な工具も六角レンチだけなのでぜひ自分でやってみましょう。

ブレーキシュー

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ブレーキシューの交換時期

ブレーキシューは摩耗によって徐々に削られていき、最後にはなくなってしまいます。交換時期はパッドに掘られている溝が消えた時ですが、雨の日にクロスバイクに乗ると特に摩耗しやすく、通勤で毎日使用していると半年程度で交換が必要になるなど、交換頻度は人によって様々。

目安

  • ブロックの溝がなくなっている。もしくは、見えないぐらい磨耗している場合
  • 偏って減っている場合

ブレーキシューを交換すると

新品時に近い止まり方になります。また、シューを上位のものに変えることでこれまで以上の制動性にグレードアップ。 また、 制動性が高まることで事故にあいにくくなるだけでなく、思い通りの走りをすることもできるので、全体的な性能が上がります。

ブレーキシューの選び方

ブレーキシューには様々な種類があり、コンポーネントによって取り付け可能なブレーキシューが異なります。

ロードタイプのコンポーネントなら、上級コンポーネントであるアルテグラのブレーキシューに変えることをおすすめします。あくまで自己責任ですが、ソラや105などでもアルテグラのブレーキシューを取り付けることは可能なのです。

価格はそれほど変わりませんが制動性は大きく変わり、一度購入すれば今度からはゴム部分だけ交換すればいいので経済的。ブレーキシューの交換の際はこの機会にパーツのグレードアップを行いましょう。

アルテグラのブレーキシューは分解できる

作業に必要なもの

  • 替えのブレーキシュー
  • スタンド
  • 六角レンチ
  • ウエス

あればよいもの

  • ブレーキシューチューナー(ブレーキ位置を簡単に調整できるアイテム)
  • ラバー砥石(ホイール側面の汚れを落とすアイテム)

ブレーキシューの交換手順

1.ブレーキキャリパーのクイックリリースレバーを上げてブレーキを開く。

ブレーキシュー

2. ブレーキシューを止めている固定ベルトをゆるめてブレーキシューを取り外す

ブレーキシューを取り外します。ポイントは片側ずつ外して取り付けるという順序で作業をすること。両方同時に外してしまうと最初にどのようについていたかわからなくなった時困るからです。

ブレーキシュー

あと、普段手の届きにくい場所なので、このタイミングでブレーキ内側を拭いておくといいでしょう。

3.位置と角度を調整しながら新しいブレーキシューを取り付けボルトで固定

ブレーキシューをアームに固定します。シューには取り付ける方向が指定されているので注意しましょう。例えばアルテグラのブレーキシューは向きが決まっています。ブレーキシューに付いている台紙を開くと記載されているので読んでおきましょう。

シューの取り付け方向

位置と角度を調整しながらブレーキシューを取り付けボルトで固定します。コツは若干前を狭くすること。

シューの取り付け方向

取り付け専用のキットも販売されており、このアイテムを使うと適切な位置にブレーキシューを固定できますが、値段がわりとするのが悩ましいところ。年に一、二回の作業なので財布と要相談。

4. 反対側も同じように取り付ける。

反対側も同様の作業で行います。

5.最終調整

ブレーキキャリパーのクイックリリースレバーを下げてブレーキを閉じる。 最後にブレーキキャリパーのアジャスターボルトでリムとシューの間隔を調整して終了。

最終調整

上から見ると左右の間隔がずれていることがわかります。ずれている場合は一度クイックリリースレバーを開いてから調整しましょう。正しい位置と角度にブレーキシューが取り付けられていなければブレーキ本来の性能は発揮できませんので注意。

6.同じようにリアブレーキにもブレーキシューを交換する

前後共にブレーキシューを交換して終了です。前輪の方が後輪よりも減りが早いことも覚えておきましょう。

ブレーキシュー交換のついでにリムの汚れを落とそう

リムのブレーキシューと接触する部分はブレーキを使用するごとに擦れて汚れてくるので、表面を削って整えます。整える道具はラバー砥石というアイテム。

ラバー砥石

ラバー砥石は大きな砂消しゴムのようなもので、これでリムを磨くとブレーキシューで汚れた部分を綺麗にすることができます。価格は500円程度と安く、一度買えば長い間使えるので、この際に揃えておくのをおすすめします。

ブレーキシューに異物が挟まっている場合

ブレーキをかけた時にいつもと違う異音がするので点検すると、ブレーキシューに異物が食い込んでいることがあります。

これはリムの削りカスや小さな石がブレーキシューにたまっている状態で、金属を削っている状態です。

そのままにしておくとリムがどんどん削れていってしまうので、この場合はホイールを外し、シューに食い込んでいる異物を千枚通しなどの先の尖った工具で取り除きましょう

ついでにシュー表面が削れた影響で固くなり効きが少し落ちていますので、棒ヤスリで固い表面を削ると効きが復活します。