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自転車通勤を始める前に確認しておきたい6つのポイント

クロスバイクは通勤時間を楽しいスポーツにできる素敵な乗り物。もちろん、ダイエットのためや、通勤時の満員電車ストレスを感じなくていいなどのメリットもたくさん。ただし、自転車通勤を始める前におさえておかなければならないことがあります。ここではそれについて説明します。

自転車通勤を始める前に

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はじめに

近年クロスバイクやロードバイクなどのスポーツバイクに乗る人が増えています。それに伴い自転車通勤を始める人も増えてきています。

自転車通勤のメリットは様々ですが、時間に追われる会社員にとって新たに運動する時間を作り出すことは難しい中で、通勤時間を運動の時間に変えられるという点が大きなメリット。つまり、自分の限られた生活時間を損なうことなく運動の時間を確保できるのが自転車通勤。

ではクロスバイクを買ったらすぐに自転車通勤を行えるかといえばそうではなく、ある程度の準備は必要。ここでは自転車通勤の具体的な準備項目について説明します。

自転車通勤が認められているか

自転車通勤が認められているか

まずは会社が自転車通勤を認めているかを確認しておきましょう。自転車で公道を走る以上、事故はいつ起こるかわからないので、万が一の通勤中の事故を鑑みて、自転車通勤を認めていない会社もあります。

まずは自社の就業規則を読んで自転車通勤が認められているかどうかを確認しておきましょう。会社によっては、自転車通勤の場合は交通費ではなく、駐輪場代として支給してくれる会社もあるようです。

自転車を停められるスペースがあるか

自転車を停められるスペースがあるか

駐輪場に停める

自転車駐輪場所の確保も重要な要素。稀に道端に勝手に駐輪している自転車を見かけますが、マナー違反であり場所によってはそのまま撤去されてしまいます。そのため、会社に駐輪場もしくは、自転車を停められるスペースがあるかないかが重要。

停める場所がない場合は、自分で駐輪場を確保する必要があります。例えば毎月一定の金額を払って自転車を置くことができる駅の駐輪場や、コインパーキングのような毎回清算型の道路脇にある専用のレールの中に駐輪できるスペースなど各種あります。

自分の駐輪したい地域にそのような駐輪可能な場所があるかを確認しておきましょう。

駐輪場によっては盗難が怖い

もう一つ駐輪について気を付けておきたいのは盗難。クロスバイクは入門機でも5万円を超えるということもあり、普通の自転車に比べて非常に高価。そんな高価なクロスバイクを盗難から防ぐには、安全な駐輪場所が必要になります。

駐輪場であっても人気の少ない場合は、駐輪場内で盗難されることもあります。盗難防止の第一の条件は駐輪場のレールや柵にワイヤー状の鍵を使ってクロスバイクを結びつけるいわゆる地球ロックができる場所。

普通の自転車と同じように後輪だけロックしていてもクロスバイクは軽いので本体ごと持っていかれます。そのため、駐輪場のレールや柵に結び付ける必要があるのです。そのほか、複数の盗難防止ポイントがありますので、詳しくは「鍵の選び方」を参考に。

着替え場所はあるか

着替え場所はあるか

自転車通勤時はスポーツに適した服装が好ましい

自転車通勤であってもクロスバイクで10kmほど走ると結構汗をかくもの。スーツやワイシャツのまま走ってもいいのですが、普通の服装では大量に汗をかくうえに、走りにくかったりと不都合が多いのがデメリット。なにより、汗びっしょりのまま1日過ごすのは自分自身が不快と感じるだけでなく、周りの人にも不快感を与えてしまいがち。そのため、できるだけスポーツ自転車に適した服装で自転車通勤を行いましょう

更衣室があればベスト

更衣室があればベスト

会社に着いたら着替えを行うのための場所が必要。更衣室があればいいのですが、ない場合は、空いている個室を使用して手早く着替えましょう。自分のデスク周りだといって、公然の前で着替えるのはマナー違反。他の人が不快にならないように常に気を使いましょう。

また、ヘルメットやウエアを入れておくためのスペースも必要。デスク周りに置けるかどうかもチェックしておくといいでしょう。もし社内で見つけられなかったら、会社近くのスポーツジムと契約するという手も。シャワーを浴びてから会社に入ることも可能なので、夏は非常にありがたい。

自宅から会社へクロスバイクで行ける距離であるか

目安は片道15kmまで

自宅から会社へ自転車で行ける距離であるかどうかということも重要。クロスバイクを使った自転車通勤の距離の目安としては、普段から走り慣れている人はともかく、長くても片道20kmぐらいが現実的なところ。時間で考えるのであれば、坂が多い、信号が多いなど、交通状況によって必要な時間が変わってきますが、おおよそ1時間くらいを目安にしておけば十分通勤可能です。

クロスバイクで20kmを越えるのであればそれはトレーニングの領域なので仕事に支障が出かねないでしょう。それなりの距離がある場合は、休日など事前に予行練習してみましょう。

目安は片道15kmまで

通勤ルートの検討

通勤ルートはクロスバイクで走ることを前提に、できるだけ安全かつ快適に走れるコースを探しましょう。コースは必ずしも1つに絞り込む必要はなく、雨天時や夜間に走る安全最優先のコース、快適に走ることを優先したコースなど、何通りものコースを用意すれば安心。また、突然のパンクなどのトラブルに備え、自転車店の所在も確認しておくといざという時に慌てずに済みます

自転車選び

走る道によって最適なタイプが変わる

どんなタイプのクロスバイクを選ぶかは、通勤時に走るコースによって変わります。家から会社までの道が舗装された道路のみの場合は、どのようなクロスバイクで問題ありません。タイヤの太さも25Cなど非常に細めのものでも大丈夫。舗装された道でかつ、信号が少なく長い距離を走るのであればロードバイク寄りのモデルであるフラットバーロードなど、その力を十二分に発揮します。

一方舗装されていない道を通る、あるいは舗装路でもガタガタ道が多い場合は路面からの衝撃吸収だけでなく悪路でも走りやすさを重視して、マウンテンバイク寄りのクロスバイクがおすすめです。タイヤの太さも32Cなど太めのものを選ぶといいでしょう。

通勤路の状態 おすすめのタイプ  タイヤの太さ
信号が少なく長い距離を走る ロードバイクタイプ 23C~28C
舗装された道路のみ どんなタイプでも 25C~32C
舗装されていない道路もある マウンテンバイクタイプ 32C~40C

雨のことを考える

自転車通勤で気を付けたいのが雨。雨で視界が悪くなるだけでなく、体が濡れることによる体温低下や、道路が滑りやすくなることなど自転車走行の妨げになることが多々あります。体の濡れはレインウエアを用いることで対応できます。近年レインウエアは大きく進化しているので、雨でも通常時でも使える高機能レインウエアがおすすめです。レインウエアについては「自転車通勤におすすめの高機能レインコート」を参考に。

路面が濡れている場合、普通の自転車なら泥除けがついているので特に問題ないのですが、泥除けがない場合はタイヤが水を跳ね上げてしまいます。特に早い速度で水たまりに突っ込んだ場合、後輪が大きく泥水を跳ね上げ、結果として背中を泥水で汚してしまいます。そのため、雨の日や雨上がりの濡れた道を走るには泥除けをつけておきましょう。

雨の多い地域の人は着脱式の泥除けを持ち運ぶか、最初から泥除けが付いたモデルも視野に入れるといいでしょう。ただし、ほとんどのクロスバイクには泥除けが標準装備されていないため、路面が濡れているときだけ着脱式の泥除けを装備するということでもいいでしょう。

泥除けについては「泥除けの選び方・おすすめの泥除けの紹介」を参考に

必要なアイテムをそろえる

トレーニング時と異なり、自転車通勤を行うのであれば様々なアイテムが必要です。例えば駐輪する時に盗難されないための鍵や、会社帰りが夜間であればライト、雨が降った時に対応できるように泥除けなど、様々なアイテムが必要です。

レインウエアや泥除けは雨が降った場合は乗らないというのであれば不要ですが、鍵やライトは必須。初期投資として割り切ってそろえておきましょう
詳しくは「クロスバイク通勤に必要なアイテムを一万円以内で揃える」にて紹介しているので参考に。

自転車通勤に必要なアイテム

ベル 法律で設置が義務付けられている
ライト 夜間走行の場合は法律で設置が義務付けられている
盗難防止は必須
ヘルメット 安全性を高めるために必須
グローブ   操作性向上や衝撃吸収など通勤を快適に
泥除け  道路からの水はねを防ぐ
裾バンド  裾がチェーンで汚れるのを防ぐ
レインウエア  突然の雨で衣服が濡れないように

パンク修理キットについては人によっては持ち運んでいない人も多いのですが、細めのクロスバイクのタイヤは、普通の自転車に比べてパンクしやすく、万が一パンクした場合は遅刻確定です。何があっても大丈夫なようにチューブや交換セットを持っておけば最悪の事態を回避できます。

まとめ

クロスバイクを使った自転車通勤について抑えておくべきポイントを紹介しましたが、大雑把に言うと「安全に走る」「他人に迷惑をかけない」の2点。ポイントを抑えて魅力あふれる自転車通勤を始めてみましょう。