<広告>
ボリュームゾーンである5万円台は各メーカーがコストダウンを強いられるクラスで、良いパーツが使われているわけではないのですが、組み合わせのノウハウなどで性能を引き出し、クロスバイク初心者にも使いやすいモデルがそろっています。
快適重視タイプ アルミモデル ギア:3×8 ストリート向きクロスバイク
Image by www.riteway-jp.com/bicycle/riteway/top.html
美しいパールカラーが街中で目を惹くこのモデルのフレームは、クリア塗装を2回繰り返す「DCCフィニッシュ」を施した特殊塗装です。フレームの形は初心者が乗りやすいように、日本人の体型でも漕ぎやすいサドル高で、足が地面に届くフレーム設計を行っているので、初めてクロスバイクに乗る人でも恐怖感がなく、乗りやすくなっています。
サドルは柔らかいマシュマロサドルで、またぎやすいトップチューブやクッション性の高いタイヤなど、初心者にも優しい仕様が様々な部分で適用されています。コンポーネントは、価格を抑えつつもハブやBBと隠れた部分まで全てシマノ製のものを採用しているので、走行性にも優れ、メンテナンスのしやすさも初心者にとって嬉しいところ。
最小サイズの適応身長は150cmからで、小柄な人や女性でも自分にあったサイズを選ぶことができるのは嬉しいポイント。さらに、カラーは12色展開と豊富なカラーリングから選べるので、デザイン重視の人にも嬉しい。全体的に価格が抑えられているわりに、全体の性能バランスが良く、高速走行やロングライドには向きませんが、街乗りや5km以内の通勤通学に使うなら問題ないスペックです。初めてクロスバイクを選ぶ人へお勧めする一台。
快適重視タイプ アルミモデル ギア:3×8 ストリート向きクロスバイク
Image by www.job-cycles.com/gios
5万円台で手に入るジオスのエントリーモデルとして、幅広いユーザーに人気のクロスバイク。アルミフレームに細身のクロモリフォークで、走りはゆったり感とスポーティーがミックスされた感じ。初めての人でも安心してスピードを出すことができます。
エントリーモデルなのでパーツのコストは抑えられていますが、フレーム、フォーク以外のパーツが全てシマノ製で組まれており、機能や操作が最大限に生かされるよう設計されております。さらに、5万円台のバイクには通常では考えにくいシマノ製のR-501ホイールを履き、安定の走りを見せてくれます。
サドルは緩衝材が多くソフトな座り心地で、おしりが痛くならないというのもポイント。カラーは白、黒、ジオス独自のジオスブルーと3色から選べます。最小サイズは身長150cmから対応しているので、小柄な人や女性にも選びやすくなっています。
快適重視タイプ アルミモデル ギア:3×7 通勤向きクロスバイク
Image by www.riteway-jp.com/bicycle/felt
クロスバイクの快適性にロードバイクで培った技術を惜しみなく投入したフェルトの入門用クロスバイク。
ロードバイクで使われているハイドロフォーミングフレーム、お尻に優しいGEL内蔵サドル、路面からの振動を吸収する弧を描いたシートステーなどを採用し、ライダーに優しい乗り心地の良さとスピード性能の両立を図っています。また、グリップは手に優しいエルゴグリップを使用。
初心者でも乗りこなしやすいように少し太めのタイヤを履いているので、最初は安心して乗れます。慣れてきたら細めのタイヤに変えてスピード感溢れる走りも可能なので、一台で色々な走りを楽しめます。
快適重視タイプ アルミモデル ギア:3×8 通勤向きクロスバイク
Image by www.konaworld.jp
コナのクロスカントリーバイクの設計思想を受け継ぎつつ、街中を走ることを想定したパーツが組まれたエントリーモデル。舗装路をトレイルとして楽しむために設計されており、価格を抑えながらも高速性能が可能なモデルに仕上がっており、街乗り・通勤に向いています。
35Cという段差の乗り越えなども気にならない乗り心地を提供してくれる少し太めのタイヤを装備しており、位置づけとしてはマウンテンバイク寄りのクロスバイクとなっています。マウンテンバイク譲りの耐久性のあるアルミフレームは、少々の衝撃を気にすることなくハードにガンガン使えます。
特長はシティライドに適したフレームジオメトリです。窮屈すぎず楽なポジションで快適に街中を走り抜けることができるよう設計がなされています。他にも、リアブレーキのワイヤーをフルアウター化し、雨水や埃などハードなシティライドでも常に的確なブレーキ操作ができるようになっているなど配慮もされています。
後からキャリアや泥除けなどの装備も取り付ける際に便利なようにフレームにダボ穴がついているなど細かな部分にも配慮されています。軽めのギアを装備しているだけでなく、安定性の高い太めのタイヤで、初めてクロスバイクに乗る人でも、安心して乗ることができます。
各社のエントリーモデルが揃う価格帯。クロスバイク初心者でもこのあたりのモデルを選んでおけば、よほど使用用途を間違えない限り、ハズレなし。
快適重視タイプ アルミモデル ギア:3×8 ストリート向きクロスバイク
ラレーのクロスバイクの中でも、求めやすい価格のRFL。細身で軽いアルミフレームはロードバイクに準じたスポーティーな設計により、街乗りから高速走行まで対応しています。
コンポーネントはエントリークラスのシマノATLUSがフル装備され、確かな性能を発揮するとともに、メンテナンス性にも優れています。サドルには乗車感に優れたセライタリアサドルを装備。泥よけ、スタンド、フロントキャリアなど街乗りに便利なオプションもそろっているので、通勤通学にも使いやすいモデルです。
サイズは4種類で最小は400から設けられているので小柄な人や女性にも適したサイズを選ぶことができます。色はクラシックな5色で、デザイン重視の人でも満足のいく一台を見つけることができるはずです。
快適重視タイプ アルミモデル ギア:3×9 ストリート向きクロスバイク
Image by www.giant.co.jp
2011モデルで日本専用モデルとしてリリースされた上級クロスバイクのESCAPE RX3。ゆったりした乗車姿勢と高い運動性能が特徴で、コンポーネントは3×9速のマウンテンバイクコンポを装備し、まだ脚力のついていないクロスバイク初心者でも無理なく楽しめる作りになっています。
2016モデルでは「快適性」の向上をコンセプトにフルモデルチェンジし、上級ALUXX-SLアルミ製の新フレームとなり、高級ロードバイクで採用している独自技術のD型断面シートピラーを採用したことで、ロングライドでも快適にサイクリングを楽しめます。
すっきりとした印象の理由は、内装ケーブル式を採用していること。これにより外観の美しさを高めるだけではなく、ケーブル類の耐久性も向上していますので、メンテナンスが苦手な人にもうれしいポイント。価格のわりにスペックが非常に高く、とりあえず迷ったらこれを買っておけば間違いないモデル。ただ、街中で被りまくることは要覚悟。
快適重視タイプ アルミモデル ギア:3×9 通勤向きクロスバイク
Image by www.specialized.com/ja/ja/home
身体とバイクの接点に人間工学を活かした設計を採用したスペシャライズドのスタンダードモデル。クロスバイクの定番モデルでもあります。癖が少なくだれでも乗りやすいモデルで、様々な用途で使える高性能な入門機を探している人には最適。
フレームは軽量なA1アルミフレーム、フォークはアルミストレートフォーク、メインコンポーネントに3×9速のシマノACERAを搭載。エルゴ形状のグリップとサドルが備えられておりで、手やお尻に優しくクロスバイク乗車時の快適性が上がり、初めての人でも扱いやすい装備になっています。
エントリーモデルのSIRRUS同様、ダボ穴があり、ラックや泥除けの取り付けも可能。さらにタイヤは耐パンク性能の高いものが付いているので、通勤通学のような毎日使いを考えている人にもおすすめです。
中級機が勢ぞろいするモデル。軽さや走り心地など、普通のママチャリと圧倒的な違いに驚くはず。
快適重視タイプ アルミモデル ギア:3×9 ストリート向きクロスバイク
Image by www.giant.co.jp
RX3をベースに、フォークとD型断面のシートピラーがカーボンにアップグレードされたRX2。重さが10.3kgとより軽量なだけではなく、微振動をさらに吸収することが可能になり快適性が向上されています。
ジオメトリはESCAPE R3やAirに比べ、少しスポーティーなものを採用しており、フレーム素材は上級グレードの軽量アルミを採用。全体的にスピード走行に適した剛性を備える設計になっております。さらに2016モデルでは、内装ケーブル式を採用して、外観の美しさを高めるだけではなく、ケーブル類の耐久性も向上しています。
RXシリーズの特徴である、初心者でも安心の操作性とロードバイク並みのハイレベルなスポーツ性能はそのままに、RX3よりもさらに快適性を高めています。一方でコストパフォーマンスの高いジャイアントの底力で、価格帯はそこそこに抑えられています。
快適重視タイプ アルミモデル ギア:3×9 通勤向きクロスバイク
Image by www.trekbikes.co.jp/jp/ja
カーボンフォークを採用したFXシリーズのベストセラーモデル。ちなみに、FXとはFitnessExerciseの略。このモデルはどちらかというと中上級者向けのモデルで、クロスバイクの運動性能としては極上の部類に入る完成度の高い一台。
もちろん、ガシガシ走りたい初心者でも大丈夫。太めの32Cタイヤとフロント三段変速を採用しているので乗りこなしやすい仕様になっています。さらに衝撃吸収性と快適性に優れたisoZoneハンドル&グリップなどTREK独自の機構を備えています。
Bluetooth対応のコンピュータセンサー(別売)を内蔵できるフレーム設計になっているので、サイクルコンピュータやお使いのスマートフォンと連動させ、スピードや距離など、走行記録を取ることができます。
本格的なサイクリングや50kmを超えるロングライドだって楽にこなせるスペックを持つレベルの価格帯。
速度重視タイプ アルミモデル ギア:2×9 長距離向きクロスバイク
Image by www.cycleurope.co.jp/bianchi
ROMA2はROMAシリーズの上位機種に位置し、高速域での運動性能に注力した高速走行重視のクロスバイク。メカニカルブレーキとロードバイクのコンポーネントが使用されているので、舗装路での高速性能と高い制動性が両立した走りが可能なのが特長です。
変速系統はロードバイクのコンポーネントであるシマノ・ソラ2×9速をメインに装備し、俊敏な動きに向いています。また、剛性を高めるためにあえてフォークをアルミにするなど、高めの速度域への対応と反応の良さを実現しています。さらに、ブレーキは、シマノのディスクブレーキで雨天時でも高い制動力を発揮します。
全体的にスペックが高く、中上級者向けのモデルで、おしゃれなクロスバイクで街中をゆったりと走りたいと思う人にはオーバースペックかも。
デザインとしては、2016年モデルより、フレームが一新され、直線基調のシャープな印象になっています。また、ケーブルがヘッドチューブ脇から内蔵されており、スッキリとした印象に。フレームカラーは4色あり、どれも上品に仕上がっています。
速度重視タイプ アルミモデル ギア:2×9 ストリート向きクロスバイク
Image by www.fujibikes.jp
グラベルロードとは、グラベル(英語で「砂利」の意味)の道も走ることができるロードバイクのことで、このモデルはハンドルをフラットバーにしてクロスバイク化したモデル。
そのため、街中の舗装路から砂利道のようなちょっとした悪路まで難なくこなす高い走破性を持っています。ロードバイクなみのハイレベルな走行性能に加えて悪路でも優れた安定性を実現しています。これまでのクロスバイクになかなかなかったモデルです。
コンポーネントはシマノ・ソラを採用し、シクロクロスレース用の剛性の高いアルミフレーム、カーボンフォークと35Cのワイドタイヤ、機械式ディスクブレーキを搭載。さらに、リアキャリアやマッドガードが装備できるので、日常でも様々な用途に快適に使用でき、様々な場所へクロスバイクで行きたいアクティブな人にはうってつけの一台となっております。
速度重視タイプ アルミモデル ギア:3×10 長距離向きクロスバイク
Image by www.cycleurope.co.jp/bianchi
CAMALEONTE4 ALUはビアンキのCAMALEONTEシリーズの中でも特に乗り心地を重視した上位機種で、2016年モデルから油圧式ディスクブレーキを採用し制動力を高めています。
コンポーネントにはマウンテンバイク系の上位グレードのシマノ・デオーレを採用。あらゆるシーンに対応できるよう、フロントに3枚のギアが使用され、乗車中のあらゆる状態にあわせた幅広いギア比が使えます。他にも、ブレーキも含め信頼性の高いシマノバーツで揃えられています。
タイヤは700×32Cの太めのタイヤが装備されており、安定感のある走行が可能です。フレームカラーは4色あり、ビアンキのブランドカラーであるチェレステカラーも選択できます。10万越えなので決してエントリーモデルというわけではないのですが、初心者の人でビアンキのハイスペックモデルを探しているのであれば、ROMA2よりこちらを選んだほうが乗りこなしやすいかもしれません。
快適重視タイプ アルミモデル ギア:3×9 長距離向きクロスバイク
Image by www.bmc-racing.jp
BMCのライフスタイルバイクではエントリーモデルとしての扱いですが、他のブランドならばハイエンドモデルにラインナップするような作り込みがされた一台です。乗り心地はロードレースやマウンテンバイクレースの第一線で活躍しているBMCのイメージを崩さないスポーティーなものになっています。
ジオメトリやフレーム形状のデザインに工夫があり、BMCらしいキビキビした走りをだれでも体験できるようにしており、T字トップチューブとシートステーの形状、チェーンステーの肉抜きなど、見ていて飽きないデザインになっています。
タイヤの太さは37Cと全体的に見れば太めのタイヤ。さらに油圧式ディスクブレーキを搭載し、悪路でも変わらない制動性を発揮し、全体的な走行性能も高いという逸品モデル。
>>alpenchallenge AC02 Alivio(ビーエムシー)の詳細
ロードバイクのエントリーモデル並みの価格帯。スペックが高く、クロスバイクとしてはオーバースペック気味ではと。
速度重視タイプ アルミモデル ギア:2×10 長距離向きクロスバイク
Image by www.specialized.com/ja/ja/home
スペシャライズドのアルミクロスバイクの最上位モデル。フレームはトップチューブの湾曲が特徴的なアルミ製。フォークは衝撃吸収材ゼルツを内蔵したカーボン製のものを備えています。
太めのタイヤ幅と高い耐パンク性能、そしてディスクブレーキが未舗装路でも悪天候でも快速で安心のライディングを実現します。耐パンクタイヤに加え、泥除けの取り付けも可能で、本領を発揮するフィットネスライドだけでなく、通勤や通学、街乗りまで汎用性が高いのも特徴。
週末のフィットネスライドや毎日の通勤ライドをより軽快に、もっと実りのあるものにするため、新開発のクルーズ・クライムギアを採用しています。
>>SIRRLS COMP DISC(スペシャライズド)の詳細
おすすめのモデルを紹介しましたが、ここに出てこないモデルでも必要十分な性能です。
選ぶ場合は価格も大切な要素ですが、サイズが合うか、好みのデザインなのか、使用用途に合ったモデルなのか、という点も重要な要素です。多くの自転車店を見て回り、話を聞いたうえで自分に最適な一台を選びましょう。あと、モデルによっては早々に売り切れてしまっているモデルもあるので、そのあたり注意しましょう。
なお、安く買いたい場合は、「メーカーごとの価格帯一覧」と、買う時期によって店頭の販売価格も異なりますので、「おすすめの購入時期(安く買う or 欲しいモデルを手に入れる)」を参照してください。